配偶者の方の英会話力を心配している方も多いでしょう。Olinでは、MBAオフィスのスタッフが希望者を 募って週に一度、フリーで英会話教室を開催するなど、学生本人だけでなくその家族までケアをしてくれます。それ以上に英語に触れる機会を増やしたい配偶者の方には、大学近辺にフリーのESL (English as a Second Language) があり、本人次第でいくらでも勉強することができます。
ただ、生活の面では英語が苦手でも困ることはほとんどありません。St.Louis市民は友好的で、スーパーでの買い物、コミュニティ、通院等で困ることはまずありません。
ほとんどの公立学校区に無料かまたは低額で受けられる英会話学校があります。各学校で最初に試験があ り、レベル分けされます。いずれの学校でも、ハロウィンやクリスマスなどのイベントがあり、他国の文化とも触れ合うことができます。学校周辺には以下のような学校があります。他に子供を預けられる教会のESL(週に一度)もあります。教員資格を持っていないようですが、子供を持つお母さん達のコミュニティ が拡がる場でもあり、楽しんで通うことができます。
The
Parkway-Rockwood Community Ed Adult Education & Literacy
□ 13157 N. Olive Spur Road, Creve Coeur, MO 63141
□ 314-415-4940
レベルは1~7まであり、1クラスの生徒数は15人前後で、日本人も結構います。授業内容はGrammar, Reading, Writing, Vocabulary, Idiom,
Conversationと大変充実。このESLは全米トップテンに入り、先生方は教員の資格を持っているので、教え方が上手。
□ Ronald McNair Administration Building, 8136 Groby, University City, MO 63130
□ 314-290-4052
レベルは1~6まであり、1クラスの生徒数は10から20人。時期およびレベルによって大幅に異なり、多い時は20から30人位。近年のWash
U関係の奥様方は、大抵この学校に通っています。授業内容はレベルや先生によって様々。ゲームをしながら英語に触れたり、毎週テストを行う先生もいます。
より真剣に英語を学びたい配偶者の方には、コミュニティーカレッジをお勧めします。ここには英語に限らず、各種科目を選択できるようにコース設定されており、英語が苦手な日本人でも、親切丁寧に指導してくれます。セントルイスには複数のキャンパスがあります。このうち、まず「ミシガンテスト」なるものを受験し、その後カウンセラーと相談して取得する科目を決 定します。しかし、予習が必要なので配偶者の方の協力も必要でしょう。なお、お子様を預けられる施設もあります。
Washington University の本体ではなく、地域の方や従業員などに向けた学校ですが、学部生や院生も受講しています。授業は主に18時以降~です。OISSに行くと、生徒の配偶者が受講できる英語のコースを紹介してくれます。コミュニティーカレッジより料金設定は高めです。
Washington Universityの学部生(Tutor)と、英語勉強中の方(Tutee)とをマッチングしてくれます。基本的には毎週1回固定の時間に、英語ネイティブの学生に1対1で英語を教えてもらえます。集まる場所はそのペアにより様々ですが、Washington University内のカフェテリアを利用するペアが多いようです。
Washington Universityのスタッフによって運営されている、英会話の練習を目的としたグループです。毎週1回OISSにて開催されています。主に学部生の留学生や留学生の配偶者が来ています。簡単な英語のゲームをしたり、各自の出身国の文化について話したりしています。
コミュニティ
St. Louis International Spouses Meetup
上記以外にも、毎年Labor Dayの週末に、Botanical Gardenで中西部最大規模の日本祭が開催されます。日本祭は植物園隋一の集客力を誇り、3日間でなんと3万人以上来場するそうです。セントルイスには、書道、生け花、茶道、太鼓、コーラス、沖縄エイサー、日本楽器の演奏、剣道、日本舞踊、盆踊りなど、様々なグループがあり、この日本祭で様々な催しを行います。ボランティアとして参加すれば、きっと良い思い出になるでしょう。また、ほとんどのグループは、通年で個別に活動を行っています。