1. 授業
普段のOlinの授業では中々扱われない、欧州らしいトピックが目白押しです。Luxury Brand Marketing、フランスの労働組合の発足や役割、米仏のmonetary policy、financial systemや労働市場の比較等々様々なトピックがカバーされます。また、Olinの必修科目の一つであるCritical Thinking and Impactful Communicationにおいて米国流プレゼン作法を学びますが、これに似てフランスで高い評価を受けるためのプレゼンをマンツーマンで特訓するという授業もあります。
フランス国家の抱える課題や企業を取り巻く環境、またプレゼン作法のようなソフトスキルに至るまで、教授陣はOlinの学生の多様なバックグラウンドを理解した上で常に他国との比較を交えながら説明してくれるので興味を惹かれること間違いなしです。
2. 企業訪問
同大学のフランス国内におけるプレゼンスは高く、様々な業界の有力企業への訪問が組まれております。2016年は中央銀行であるBank of France、世界有数の石油精製会社のTOTAL、国内2位のメガバンクであるSociete General、日本にも販売網を展開するハイジュエラーのVan Cleef & Arpelsなどを訪問しました。
3. 観光
Dauphineの職員と学生が至れり尽くせりの対応で種々観光名所へ案内してくれます。2016年はヴェルサイユ宮殿、モンサンミシェル、オマハビーチを観光しました。尚、平日は企業訪問日を除き17時前には授業が終了し、週末は終日自由行動となるのでその時間を利用して更なる観光が可能です。私は同時期にOtto(ドイツ)へ交換留学のクラスメートと合流しオランダ・ベルギーを観光しましたし、イタリアへ足を延ばしたりテニスのパリオープンを観戦するクラスメートもいました。