サマースクール

多くの日本人にとってはアメリカでの初めての講義です。緊張する? いやいや、サマースクールに来る学生に英語が完璧な人は誰一人いません。自信を持って教室に入ってください。アジア人のみならずヨーロッパや南米出身の学生と切磋琢磨しながらの7週間は、MBA本講義前のあなたに自身と確かなスキルをもたらしてくれるはずです。以下に簡単に内容をご案内します。

Intensive Speaking for International Students (-金:午前

 
英会話学校のイメージに近いSpeakingのクラスです。授業の中ではアメリカの文化、慣習から始まり、買物や外食までアメリカで生活する中で経験する様々な場面で使われる表現を学びます。 発音、アクセント、ジェスチャーといったテクニカルな事柄も当然網羅されるので、生活面での実用的な英語を学び、試すにはよい場です。また、プレゼンテーションもあります。

Intensive Reading and Writing for International Students (-金:午後


MBAを対象にしたこのクラスではWriting とPresentation の手法を学びます。HBSの Case Study Handbook を教科書として用い、4種類に分類されるケーススタディーのそれぞれに適した分析手法、論点整理、essayの書き方を学びます。また、クラスの後半では、本番さながらのケースディスカッションもやります。こちらのクラスでもプレゼンテーションがあります。 
ほぼ毎日、何らかの形で課題があり結構ハードです。

Field Trip (金:午後

 
金曜日や週末にはフィールドトリップがあります。学校を出てThe Arch や美術館、大聖堂、ボタニカルガーデンなどの観光に行きます。生活のセットアップが忙しい時期でもありますが、6月からセントルイスで生活している学生はサマースクールに通っていた生徒ぐらいのもの。このフィールドトリップを含め、8月からのMBA本講義で出会う友人達にお勧めの名所やレストランを案内できるぐらいにはなっておきましょう。

Wash-U のサマースクールは比較的ワークロードが厳しいといわれています。確かにプレゼンの準備やケースの読み込みなどで睡眠時間を削る場面がありますが、そこで学んだことはMBA生活に大きく役に立っています。時間的・経済的条件が許す限り受講されることを強くお勧めします(TOEFLが〇〇〇点以下の人は必修という噂アリ・・・)。