◆職歴:金融

◆形態:社費

◆Why MBA?

①ファイナンスの体系的な知識を習得する、②経営全般に関わるソフトスキルを磨く、③国際会議で交渉ができるレベルまで英語力を向上させる、④多様なバックグラウンドの学生と出会い、自分の幅を広げる。

◆スケジュール

2015年12月:社内選考合格。

2016年5月:TOEFL95。AGOSにて、TOEFLのライティング講座を受講。

2016年7月:GMAT対策開始。

2016年9月:TOEFL100に到達(出願スコア)。

2016年11月:GMATが伸び悩んだため、GREに転向。

2017年1月:GREスコア320(出願スコア)。Olinに2ndラウンドで出願。

2017年3月:Olin Interview(skype)→合格。

2017年4月:Olinへの進学を決断。

◆総括

(1)  テスト関連

TOEFL、GMAT/GRE共に、語彙力と解答力をバランスよく鍛えることが重要だと思います。後者については予備校を利用すれば効率的に行えますが、前者を地道に行うことが大切です。GREはGMATに比べてMathで満点を取りやすいほか、Verbalも例えばCritical Reasoningが平易であるなど、GMATの対策を行った人であれば、取り組みやすい試験だと感じました。もっとも、求められる語彙数はGMATよりも多いため、別途対策が必要です。

 

(2)  レジュメ・エッセイ・インタビュー

レジュメやエッセイは、ほとんどの方がコンサルタントを利用すると思います。これは、どんなエピソードをどのように伝えれば面接官にアピールできるかが、自分では判断しかねるためです。その際、コンサルタントとの契約は、「自己分析が終わってから」とか、「スコアメイクが完全に終わってから」と後回しにはせず、夏までにはアポイントをとってみることをお勧めします。話しながら自分の留学動機が整理されていくこともあると思いますし、スコアメイクに関するアドバイスももらえるかもしれません。

インタビューについては、レジュメやエッセイの内容を咀嚼した上で、実践練習を重ねるのみだと思います。答える内容だけなく、話し方や雰囲気も考慮されるため、対策を通じて学んだことは、入学後も活きると思います。

 

 (3)  その他

Olinは、小規模で学生や教授との距離が近いことや、カリキュラムを柔軟に組めることから、自分の能力を最大化できる環境だと思い入学を決意しました。また、合格してから知りましたが、OBOG組織が非常にしっかりしていて、将来にわたって多方面で活躍される方々との人脈ができるのも魅力です。是非一人でも多くの方にOlinの門を叩いていただければ幸いです。

 

 

 

 

◆職歴:製薬(経理)

◆形態:社費

◆Why MBA? 

会社のグローバル化が進み、今後ビジネスの世界で活躍するためには、経営に関する体系的な知識の獲得、英語によるコミュニケーション力の向上、日本人だけでない多様なチームの中でパフォーマンスを発揮する経験が必要だと考えたため

◆スケジュール 

2015年4月:社費留学生に選抜。同時に米国子会社への駐在の内示を受ける。それまでMBAを意識していなかったため、まずは情報収集とTOEFLの勉強を始める。

2015年11月:渡米。フルタイムで働きながら独学で勉強をする。TOEFLを定期的に受験するも80点前後で停滞。

2016年6月:夏までにTOEFLの点数を揃えたいと思っていたが、この時点での最高点は86点と撃沈。GMATの対策も並行して開始する。

2016年9月:GMAT 初受験(640点)。目標の700点を目指し、過去問演習を繰り返す。

2016年10月:GMATを2回受験するも、初回の640点を超えられず。TOEFLの点も90点前半付近で停滞。時間的に追い込まれてきたため、テスト勉強と並行してレジメ、エッセイの作成を開始。

2016年11月:エッセイの作成に取り掛かるも、独力では品質的にもスケジュール的にも無理だと気づく。エッセイのサポートをしてくれるカウンセラーを探して契約する。

2016年12月:11月末と12月中旬に受けたGMATがともに640点で全5回を使い切る。(出願スコアの内訳はTotal 640点V27 Q 50 AWA 5.0 IR 7)。TOEFL も出願ギリギリまで受験したが、目標の100点には届かず最終的には98点(R:29 L:27 S:19 W:23)で出願。

仕事をしながら、テスト勉強、エッセイの準備とかなり苦しいスケジュールではあったが、アメリカの長いクリスマスバケーションに救われ、何とか年内にエッセイの準備が完了する。

2017年1月: テストスコアで足きりされる懸念があったため、当初予定より多い12校に出願。インタビュー対策を開始する。

2017年2月 7校からインタビューの案内を受け、キャンパスで面接実施

2017年3月:Olin含む3校から合格通知受領。2校は途中辞退、2校はwait list。

2017年4月:Wait list対応をしながらも、最終的にOlinへの進学を決断  

◆総括

(1)  テスト関連

TOEFL、GMATともに目標スコアに到達しませんでしたし、順風満帆とは決して言えないスケジュールで反省点ばかりでした。一番の原因としては情報収集が不足していたという点に尽きると思います。私の場合は参考書とインターネットを利用して全て独学で勉強しましたが、スケジュールの見積もりが甘く、かつ勉強方法も決して効率的ではなかったと反省しています。特にTOEFLのSpeakingとWriting、GMATのVerbalについては、予備校やカウンセラーを利用してもっと効率的に対策をすべきだったと思います。

当初は、アメリカでの駐在を通じて英語力が向上すれば自然とスコアも伸びるかと甘く考えていましたが、受験勉強と同じで、テストの傾向を把握し、それに応じた対策を取るべきでした。特にTOEFLのSpeakingとWritingに関しては、私の英語力ではその場で対応するのにも限度があったため、もっと早いタイミングで割り切ってしまい、テンプレートを丸暗記するようにした方がよかったと感じています。

唯一良かった点としては、最後まで心が折れずに受験し続けたことだと思っています。TOEFLもGMATも最後に受験したスコアが最高点にはなっているので、もがきながらも前には進んでいたのだと思っています。

 

(2)  レジュメ・エッセイ・インタビュー

レジュメ・エッセイの書く内容については、自分の中で一貫したストーリーがあったため、そこまで苦労はしませんでした。ただ、テスト勉強と並行して進めたため、スケジュールが非常に厳しく、英語表現も自然かどうか不安があったため、急遽カウンセラーにサポートをお願いしました。とはいえ、書きたい内容を英語でカウンセラーに説明しなければいけない上に、口頭での説明だけでは不十分な部分はメールで補足する必要があり、トータルで時間の短縮に繋がったかどうかは怪しいと思っています。もちろんカウンセラーとのやり取りの中で多くの気づきもありましたし、ネイティブチェックも受けたことで、品質はかなり向上したのは間違いありません。やはりエッセイについては、第三者によるチェックは欠かせないと思います。

インタビューについてはカウンセラーは利用せず、一人で準備をしました。まずはQ&Aを作成し、それを暗記することから始めました。その上で毎日1時間ほど鏡の前で練習をしました。準備した内容の7割ぐらいは実際のインタビューでそのまま使えたので、本番でもあせらずうまく対応できたと思います。

 

 

 

 

◆職歴: 鉄道

◆形態: 社費   

◆Why MBA? 

①経営全般のハードスキルからリーダーシップといったソフトスキルを得て世界に通用するジェネラリストとなる。

②会社の海外プロジェクトの拡大と収益の確保に携わる。

◆スケジュール 

2017年5月半ば: 社内選考を経て社費留学生の内辞を受ける。TOEFL、CMATの勉強を開始する。 

2015年6月:予備校で授業を受け始める。以降毎週末授業。

2015年8月: TOEFL90点。毎月TOEFLを受ける。GMATの特別講座を受講する。

2015年10月:カウンセラーと契約し、以降Skypeにて週一回ペースでカウンセリング。 またGMAT初受験550点(スコアキャンセル)。 

2015年11月以降: TOEFL90~93点を彷徨う。GMATは690点(出願スコア)が出る。TOEFLのスコアメイクに苦労する。RLSW個別で自己最高は更新するものの、どれかが必ず足を引っ張りトータルで100を超えず。エッセイや推薦状の対応もピークを迎えて苦しくなる。年明け以降、5校出願する。2校とSkype面接を行う。 

2016年3月: Olin含む2校から合格をもらう。1校不合格。1校Waitlist。また面接の招待をもらっていた1校を辞退。 

2016年4月: Olin入学を決断。 

◆総括 

5月に社費留学生の内辞をいただき、その後は業務と並行して留学準備をすることになりました。短期決戦の中、時間の捻出・スコアメイクには非常に苦労しました。特にTOEFLに関してはスコアが全く出ず苦しかったです。GMATに関しては自分の中で納得できるスコアが出たのでTOEFLに集中したのですが、最後まで良いスコアが出ませんでした。

TOEFLに関しては全く参考にならないので、GMATに関して私の勉強方法を紹介します。GMATはMathで49~51点を確実にとれることがまず重要です。Mathで点数が出るとトータルのスコアが650点ぐらいで安定します。Mathは市販の問題集やOG、予備校の問題をある程度解けば自然とできるようになります。スピードを重視しながら解いていく練習をおススメめします。Verbalは多くの日本人受験生が苦労しています。まずRCに関しては速読力が重要です。しかしTOEFLよりも難解な内容のものが多いので、本番では分かる問題を一生懸命解き、分からない問題はランダムクリックで捨てる戦略が良いと思います。そしてCR/SCに時間をかけるのが良いと思います。市販の問題集やOG、予備校の問題を何回も解いて勉強しました。そして間違えた問題は時間に関係なく納得いくまで考えて解くということを繰り返しました。本番ではMathとVerbal共通で時間配分が重要です。あまり深く考えすぎると時間が無くなるので、分かる問題は素早く解き、どうしてもわからない問題は捨てる戦略がベストだと思います。

Campus Visitに関しては、行ける方はぜひ行かれた方が良いと思います。Olinの面接時に大学やSt. Louisの雰囲気について聞かれたので、その際にVisitしていると自信を持って回答できると思いますし、やはり2年間生活する場所を体感するのは良いと思います。私は業務の都合上休みが取れずVisitできなかったことが最大の心残りです。

インタビュー対策は、まず骨子なる内容を頭に叩き込みました。しかし、ただ記憶したものを棒読みすると評価が低くなるので、丸暗記はせず様々な表現を使いながら話す訓練をしました。また、表情も重要と聞いておりましたので、練習相手がいないときは鏡を見ながら練習したりもしました。 

 

 

 

 

◆職歴:金融(営業)

◆形態:私費

◆Why MBA?

社会人になってから持ち続けていた海外に住むことへの憧れと、できるだけ早くマネージメントする側になりたいという思いの両方を実現させる手段。

◆スケジュール

2014年1月:社会人になってからずっとビジネススクールに行きたいと思っていたが、日々の仕事に追われ、本気で取り組んではいなかった。本当に行きたいのかを考えた末、本気で取り組むことを決意。だが、初回TOEFLは42点。

2014年4月:前職を退職し、転職。

2015年10月:TOEFL99点

2015年12月:GMAT630点(出願スコア)

2016年10月:2回目のTOEFL99点(出願スコア)

2017年2月:インタビューレッスン開始。TOEFL100点(出願後に差し替え)

2017年3月:Olinがwaitlistになる。

2017年5月:Olinから合格通知。

◆総括

(1) テスト関連

大変苦労しました。TOEFL42点から100点まで上げるのは思っていた100倍大変でした。今思えば、早めにIELTSという選択肢も考えたほうがよかったかもしれません。Reading, Listening, Speaking, Writingともに過去問をできる限り解きました。また、その中でわからないところをすべて近所のアメリカ人の英会話教室で質問するということを続けました。その結果、Listeningに関しては毎回27点程度とれるようになりました。 今思えば、Listeningに当初、苦手意識があった原因は、単語や熟語を覚えきれていないことや、Listeningで聞けない文をReadingとして読んでも理解できないことだと思います。そのため、私の場合は、初期の段階でもっとReadingに特化しておけばよかったと思いました。

(2) インタビュー

本当にインタビューでの受け答えが当初まともにできなかったため、何度も何度も練習しました。Olinのインタビューでは、そのおかげでなんとか質問に答えられるようになっていました。

(3) その他

計3年にわたる受験生活でした。スコアをあげるのに大変苦労しました。また、出願後もインタビューレッスンなどで大変苦労しました。その過程の中で、本当にビジネススクールになぜ行きたいのかということを何度か考えましたが、やはり自分の中でビジネススクールに行きたいという思いは変わりませんでした。大変なことも多かったですが、支えあれる受験仲間と出会えたことなど、得られたものも多かったです。受験校選びにおいてはやはり、在校生の方にお話しをお伺いするのが一番だと思います。Olinの在校生、卒業生の皆さまは、相談などいつもこころよく引き受けてくれました。私にもなにかあれば、いつでもご相談いただければ幸いです。