基本情報
Year: Class of 2020
志望業界・職種:事業会社でのマーケティング
インターンシップ獲得先:
製造業マーケティング(日本)、CPGマーケティング(US)、TECHスタートアップ マーケティング(US)
スケジュール
2018/6-7
- 学校が始まるまでに英語・日本語の履歴書、職務経歴書、LinkedIn Pageを作成
2018//8
- 自分のキャリアゴールを基に興味のある会社をリストアップ
2018/9
- MBA向けの採用を行っている企業を中心に約5社にエントリー
- 学校イベントでInternational Studentsにオープンな会社複数社とコンタクト
- 学校のキャリアセンターにて週次で履歴書の添削や面接の練習を実施
2018/10
- 学校のキャリアセンター+MBAの先輩にお願いをして週次で面接の練習を実施
- LinkedInを利用してエントリー先の社員複数名にコンタクト
2018/11
- ボストンキャリアフォーラムに参加。事業会社(CPG・製造・製薬)を中心に4社と面接を実施。2社よりオファーを頂く。
- USの事業会社1社と面接し、インターンのオファーを頂く。
2019/4
- St. Louisの起業家支援イベントで出会ったスタートアップからパートタイムでのインターンのオファーを頂く。
就職活動を終えて
- 履歴書・カバーレターの準備
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履歴書はMBA受験で利用したものを再利用できるため、就職活動用に新たに作成をする必要はありません。Olinだけではないと思いますが、基本的に学校のキャリアセンターはUSでのキャリアにしか対応できていないため、日本での就職を考えている場合には日本の履歴書や職務履歴書は渡米前に準備をしておくのが理想です。MBA向けの転職エージェント(AXIOMなど)に登録をしておけば、それらの添削も行ってくれますので、事前に登録をしておくことをお勧めします。
- 企業フォーラムへの参加
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日本での就職であればボストンキャリアフォーラムが最大のイベントとなります。会社によりますが、事業会社の場合はボスキャリまでに1~2回ほど事前に電話面接を行ったうえで、当日さらに1~4回ほど面接を行い、会期中に内定の有無を連絡頂けるケースがほとんどでした。ボスキャリの会期中は選考中の企業からディナーにお誘い頂くことが多くあります。事前に連絡がくるケースや当日にいきなり電話がくるケースなど様々ですので、会期中はなるべく夜の予定は空けておいたほうが良いかと思います。また、ボスキャリの会期中は全米中から日本人学生が集まるため周辺ホテルの値段が高騰します。ボスキャリへの参加意思が固まった時点で早期にホテルを予約することと何人かのMBA仲間で共同で部屋を予約することをお勧めします。
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アメリカでの就職であればNBMBAやPROSPANICAなどが企業と接触をする重要なイベントとなります。それぞれのオンラインページから参加登録が可能です。参加登録をすると登録プロフィールに応じて企業側から事前にコンタクトを取ってくるケースも多くありますので、アメリカでの就職意思が強い場合には早期の登録をお勧めします(プロフィールには履歴書等もアップデートする必要があるので、こちらも早期の作成が必要になります)。MBAスタート後すぐに始まるイベントもありますので、渡米前からFacebookやWhatsupを使って現地にいるクラスメイトと連絡をとり、最新の情報をシェアしてもらうと良いと思います。
- 面接
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- 事業会社しか受けていないため、すべての面接はBehavioral
Interviewが中心でした。日本語・英語の面接に共通して言えることはいかに簡潔かつ明確に自分が残した前職でのインパクトを語れるかだと感じました。同じ経歴を話す場合でも話の組み立て方を変えるだけで相手への印象が変わりますので、多くの人に面接の練習をして頂きフィードバックを頂くことが大切だと思います。自分の場合はスケジュールにも記載の通り、MBAの先輩やキャリアセンターに週次でスケジュールをとってもらい模擬面接をして頂きました。
これから就職活動をする皆様へ
- タイムマネイジメント
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- MBAのコアクラスと就職活動のピークが重なるため、MBAスタート後は非常に忙しい時間が続きます。事前にできる部分の準備をして少しでも就活準備の負荷を減らすこと、あらかじめ就活のための時間を確保して忙しい中でも確実に就活のための時間をとることが大切です!
- ネットワーク
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特にアメリカでの就活を考えている場合には志望企業とのネットワークが大切になると実感しました。LinkedInを使えば、志望企業にいるAlumniや志望職種で働く人を探すことができますので、積極的に連絡をとって自分をプロモーションする・自分の味方を増やしていく活動が非常に大切になります。日本人の感覚だと少しアグレッシブに感じるくらいのアプローチが丁度いいかと思います。
- やっぱり英語!
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ネットワーク以上にアメリカでの就活をする上で障壁に感じたのが英語でのコミュニケーション能力でした。面接では現地の学生と競合することになるため一定以上のコミュニケーションスキルがあることや自分の話が簡潔かつクリアであることを伝えることができないと採用を勝ち取ることはできません。実際、現地の学生と比べても経歴では負けてないと感じることが多かったため、伝え方を鍛えることができればインターン獲得のチャンスは大幅に広がると思います。そして、伝え方は英語力に関わらず、練習で鍛えることができます。私も文章にした英語面接のスクリプトを毎日録音して聞きながら何度も繰り返し練習したことで、本番では自信をもって話をすることができました。